1.はじめに
「おうち英語でバイリンガルを育てよう!」と決めたら、まず最初にするべきことはゴール設定です。
「なんとなく英語ができるようになればいいかな?」と思っていると、途中で迷ったり挫折したりしやすくなります。目標が明確なら、そこに向かって計画的に進められます。
この記事では、おうちバイリンガル教育のゴールの決め方についてお話しします。
2.なぜゴール設定が大切なの?
目標を決めることで、
- モチベーションを維持しやすくなる
- 適切な学習方法を選べる
たとえば、ダイエットも「痩せたいな~」と思うだけより、「1年後に10kg減量!」と具体的に決めたほうが成功しやすいですよね。
おうち英語も同じで、「小学生のうちに英検2級合格」など具体的な目標を持つことで、計画を立てやすくなります。
目標は客観的に測れるものにしましょう。 「なんとなく話せるようになれば…」よりも、英検やTOEFLなどの試験を目安にすると進捗が確認しやすくなります。
3.ゴールを決めるための3つのポイント

①どのレベルのバイリンガルを目指す?
バイリンガルといってもレベルはさまざま。
- ネイティブ並みにペラペラ
- 英語で仕事ができるレベル
- 簡単な日常会話ができればOK
まずは、どのレベルを目指すのか決めましょう。
②英語を使う目的を明確にする
英語はあくまでツール。目的によって必要な英語力も変わります。
例えば…
- 将来アメリカの大学に行かせたい → 高度な英語力が必要
- 旅行で困らないくらい話せればOK → 基本的な会話ができれば十分
お子さんに「なぜ英語を学んでほしいのか?」を考えてみましょう。
③家庭のライフスタイルに合った現実的な目標を立てる
「ネイティブレベルを目指したい!」と思っても、親が英語が苦手・共働きで時間がない…となると難しいですよね。
例えば…
- 親が英語が得意なら → 「毎日30分英語で会話」
- 忙しくて時間が取れないなら → 「月2冊英語絵本を読む」
無理のない範囲で、小さな目標を立てましょう。
4.具体的なゴール設定の例

例えば、我が家では、
- 入試で英語の優遇措置を受けられるレベルにする
- 最終的には、英語で専門的な議論ができるようにする
ことを目標にしています。
そのため、高校卒業までに 「CEFR B2レベル(英検準1級)」 を目指すことにしました。CEFR B2レベル(英検準1級)は、多くの大学入試で優遇措置を受けられる目安となるレベルです。
また、「高額な教材や塾は使わない」「共働きで時間が限られている」という状況をふまえ、無理なく続けられるプラン を考えました。
【我が家のプラン】
0~3歳
- 歌や絵本のかけ流しでリスニング力を育てる
- アルファベットや簡単な単語に親しむ
3~6歳
- フォニックス学習でリーディングの土台作り
- アニメや動画を字幕なしで楽しむ
6~12歳
- 自力で英語の本を読む(1日30分)
- 英語でのアウトプットの機会を増やす(英語イベント参加など)
- 小学生のうちに英検2級合格
- 高校生のうちに英検準1級合格
家庭の環境に合わせて、自分に合ったプランを立ててみてください。
5.まとめ:柔軟にゴールを調整しながら継続しよう
ゴールを決めたら、それに向かって進めていきましょう。でも、無理をしすぎる必要はありません。
子どもの成長に合わせて、「もっと上を目指せそう」「少しペースを落とそう」など、柔軟に調整してOK!
最終的に大事なのは、「英語をツールとして自然に使えるようになること」。
子どもの興味やペースも大切にしながら、おうちバイリンガル教育を楽しんでいきましょう!
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